【モネ展体験記】あの感動を忘れない。生涯の思い出になる贅沢な時間でした。

上野の森美術館に、印象派を代表するモネの作品が国内外から60点以上も集結!『モネ 連作の情景』に行ってきましたぁ!

名画を全身で味わえる超贅沢な時間でした。

ふんわりした明るい光が眩しくて温くて、自然の力強さを感じる作品ばかり…!!!!!
少し離れてみると立体的で、写実的な感じがするのに、絵に近づけば近づくほど、色の教会があいまいで、ぼんやり見える不思議な体験でした。(たぶん伝わらないと思う汗)

絵との距離によって見え方が変わって、ずっと「すげぇすげぇ」興奮しながら回ってました笑

これは、絶対行った方がいいぞ!

今回は、モネ展の鑑賞記をツラツラと書いて、「モネ展がどれだけ素晴らしい体験を与えてくれるのか?」をPRしていきます。たくさん写真も撮ったのでお楽しみに!

目次

10:00|まずは上野公園のスターバックスで自分時間を満喫

自然に囲まれてていい雰囲気のおしゃれスタバ

今回のモネ展は30分ごとのチケットで、私は5日前に11:30のチケットを購入。
ちなみに入場時間が制限されるチケットで、入場しちゃえば退場するまで何往復でも楽しめるのでご安心ください。

午前中は、早めにスタバに行ってブログ書いたり本を読んだり有意義に時間を過ごしました。ちょっと気分が乗ったので、熱を加えずに14時間かけてゆっくりと水で抽出したコールドブリュー コーヒーを注文。

普通のアイスコーヒーと違って、まろやかな口当たりを楽しみつつ時間が来るまで自分時間を楽しみました。

11:20|時は満ちた!いざ上野の森美術館へ!

スタバ時間を満喫した私は、上野の森美術館へ。こんなに看板があるんですから、間違えるはずがありません。笑

今日は土曜日で、家族連れが多くすごい上野公園が賑わってました。それが理由なのか、水で可愛い動物を描いてくれるウォーターアートがされてて、思わずシャッターをカシャリ。

ゾウのウォーターアート
キリンのウォーターアート。可愛いですなぁ。

上野公園ってすごい楽しいところなんすね( ・∇・)

るんるん気分で上野の森美術館へ行きました!歩いてだいたい5分程度、正岡子規記念球場を横目に現場へ到着。

当日チケットを買う行列。チケットは事前に買っておきましょう。

うぉおおおおおお!!めっちゃ楽しみ!!!!!!!!

ってテンションを上げつつ「モネット?モネじゃないの?笑」と看板にどうでもいいツッコミをしてました笑

11:25|モネ展に侵入。チームラボみたいな演出にビビる。

プロジェクターでモネの庭が味わえる粋な演出。

写真の通り、プロジェクターでモネの実際の庭の写真が投影されて、これから始まる芸術鑑賞にワクワク期待が高鳴りました。

しかもこれ、足元にも演出がされてるんです!!!!

歩くと反応する蓮の小道

なんと下にも演出がされていて、しかも歩くたびに微妙に振動がくる。

美術館なのに、チームラボ感を出してきました。
これ提案した人、あんたすげぇよ。なんだか令和の芸術体験をさせてもらった心地です。

今の美術館ってこういう刺激を盛り込んでくるんですね。ワクワクさせてもらいました!

ちなみにこの辺は写真撮影OKで、一応モネさんもパシャリと撮っておきました。

けっこうなダンディズムおじさま。かっこいいですなぁ!

11:30|本丸へ突入。広がる空間。モネの作品に呑まれる。

ここから写真撮影NGなので、文字ばっかりになります笑

まず、私の目を呑み込んだのは、こちらの作品↓

大迫力で目を奪われた『昼食』
引用元:モネ 連作の情景

でけぇええええええ!!!!

そのサイズはなんと231.5 ×151.5cm!2メートル超えの作品に圧倒されました!!!!

最初は印象派以前のモネの作品が並んでいたんですけど、影の作り方、水面の揺れ方がすごい繊細でその緻密さに感動。終始「すげぇ〜」って言ってました笑

土曜日ってこともあってたくさんの人がいたんですけど、意外と絵の1番前で見れたので、ホッとしたのもこのあたり。

ひとつひとつの作品を目の前で、味わえるのは本当に贅沢な体験でした。

印象派初期の作品たちに感動をこえて畏敬。

進んでいくうちに、印象派の作品が展示されていきます。マジで、印象派やべーよ。モノの輪郭が曖昧なのに、立体感が出ていて、すごい細かい印象がするのに近くで見ると全体がぼんやりしてる。

って伝わらないでしょ?マジで言葉にできんのよ。

次の部屋では、この作品に心奪われました。

『ヴェトゥイユの教会』
引用元:モネ 連作の情景

これ、実物見ないと分からないと思うんですけど

近くから見るのと、遠くから見るのと全然印象が違うんです。

近くから見ると、輪郭があいまいですごい平面的な絵に見える

遠くから見ると、すごいハッキリしていて立体的で奥行きが感じられる

「ふえぇ。なんでぇ?」と不思議体験をさせられっぱなしでした笑

カメラOKな作品が多数!とにかくシャッターを切りまくる

一つ一つの作品から自然の力強さや太陽の眩しさを感じつつ、部屋を進んでいくとなんと「カメラOK」のアイコンが…!

上野の森美術館さん、粋ですなぁ。

鑑賞しつつも、撮りまくりました!土曜で混んでるにも関わらず、譲り合いの精神もあって、全作品ド正面から撮影できました。日本人ってほんとやさしい。

今回の目玉の作品。『睡蓮』

睡蓮の光の使い方には驚きましたね。この時、モネは70代後半。ほとんど目が見えない中、睡蓮の輪郭をとらえながらも見えないところは想像力でカバー。

淡い色が組み合わさって、光が幻想的に混ざり合って、引き込まれるように見惚れてしまいました。

『ジヴェルニーの草原』

やっぱり光の淡さ、やさしさ、暖かさが作品を通じて伝わってきますなぁ。自然の美しさをそのままキャンバスに落としてくれた奇跡を見てるようでした。

ちなみに超近くでも撮ってみました。

絵の具が立体的に使われていて、遠くから見ると葉のひとつひとつが細やかな感じがするのに、拡大するとあくまで輪郭を描いているだけ。

あいまいなのに整っている。影がないのに、立体的に見える。モネさんの目は私たちとは違うふうに景色を捉えていたんでしょうなぁ。

『芍薬』しゃくやくと読みます。

この芍薬も非常に美しかった〜。絶対に離れてみるのがおすすめ。近くで見ると、どれがお花か輪郭が曖昧で分かりにくかったんですが、少し離れると「花めっちゃリアル!!!」ってなります笑

距離で印象が変わるのが、本当に面白い。

行く時はぜひぜひ、近くからも遠くからも楽しんでみてくださいな^^

気づけば90分たっぷり作品を堪能。贅沢な時間でした。

『黄昏時の流氷』自然の力強さを感じる作品でした。
『睡蓮の家の片隅』植物の逞しさを感じますなぁ。

だいたい1周を70分程度でみた後、もう一度最初の作品から戻って好きな作品を鑑賞し直しました。いやぁ何度も行き来できるっていいですなぁ!!

これが3000円は安いぞ!?

今回東京に63点。すべてモネの作品がずらりと並んでおりました。あまり考えるのは下品かもしれませんが、総額何十億は普通にするでしょう。

それがぽっきり3000円で見られるって贅沢すぎんか?おトクすぎんか?最高すぎんか?しかも写真OKがあるって…。もうほんまありがとうしか言えへんて(なぜ関西弁)

90分た〜ぷり堪能して、美術館を後にしました。

グッズコーナーに行くために30分並ぶ

今回、グッズが豪華なんです!スヌーピーと謎にコラボしてたり、図録があったり!!その様子を写真で取ればよかったんですけど、忘れてました笑

グッズの詳細はこちらをご覧ください。

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モネとコラボしてるPEANUTS 引用:『モネ 連作の情景』

スヌーピーめっちゃ欲しかったんですけど、さすがに衝動買いすぎかなと思い自粛。

代わりにガイドブックを買いました。これを機会にモネのことや印象派の理解を深めて、次来たときにもっと楽しめるようになっていたい。

本当は、グッズにあるちっちゃく模写したモネの作品も欲しかったんですけど安くても3万円したんで断念。本物じゃなくてもいいから作品をトイレとかリビングに飾れたら生活が50倍豊かになりそう。

2年後くらいはそうなりたい。

モネ展いけばその日が充実するだけじゃない。生涯の思い出になるで。

てわけで、モネ展体験記でした〜。これに行けば、多分一生言えるよ「俺、モネは見たことあるんだよね。すごかった」って笑

まぁそれを言うために行くわけじゃないんですけど、あの迫力と力強さと繊細さは一度見て体験してほしい。っていうか生きてる間に見れないのはかなり損。

新しい時代を切り拓いた印象派の巨匠の作品を60点以上。しかもたったの3000円で見れるのは、今だけ!!!!マジでいまだけ笑

ぜひぜひ、次の休みの日はモネ展に足を運んでみてくださいな。(チケットは前売り買っておくのがおすすめ。当日並ぶよ!)

HPはこちら↓

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行く前は、こちらの本で事前に知識を入れておくとモネ展が10倍深く楽しめるのでチェックしてみてください!(画像をタップしてね)

これらの本の解説はこっちでしてるので良かったらこっちもチェック↓

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